6/28 受講生限定ウェビナー まとめ

英語を話せるようになるって、
こういうことだったんです。

「勉強してるのに、話せてる気がしない」を抜け出すための、たった1つの考え方と練習法。

このページのゴール

「英語を話せるようになるって、こういうことか!」を、頭でも体でも分かってもらうことです。

みなさんは普段、文法やチャンク(かたまり表現)を、プログラムでちゃんと勉強できています。それはとても良いことです。

でも、毎日英語を話す場面って、なかなかありませんよね。だから「自分、どれくらい伸びてるんだろう?」が見えにくくて、「成長してる実感」がないまま不安になる——ここと、みんな戦っているんだと思います。

今日はその不安から抜け出す方法を、一緒に見ていきます。

まずは動画で(約65分)

Masaが実際に話している録画です。下には「読んでわかるまとめ」も続きます。お好きなほうからどうぞ。

※ スマホでは、画面共有の文字が小さく見えることがあります。その場合は下のまとめをご覧ください。

1英語を話すとき、頭の中で起きていること

英語を話すとき、私たちの頭の中では、いつもこの3つが順番に起きています。

1
思い浮かべる
「言いたいこと」が頭に浮かぶ
2
組み立てる
単語を選んで、文法で並べる
3
声に出す
口から英語を出す

たとえば「さっき、すごい雨が降ってたんだよね」と言いたいとき。
言いたいことを思い浮かべて(1)、単語を並べて(2)、「It was raining heavily earlier.」と声に出す(3)。これだけのことなんです。

2「話せる人」と「詰まる人」の違い

同じ3ステップなのに、なぜ差が出るのか。違いは「進み方」だけです。

詰まってしまう人
1→2→3→2→3→2→3…
「えーっと」と、2(組み立て)と3(声)の間を何度も行ったり来たり。だから遅くなるし、止まってしまう。
スラスラ話せる人
1 → 2 → 3
思い浮かべた瞬間、声に出るところまで一直線。行ったり来たりをしない。
いちばん大事なキーワード

早口で話す必要はない。でも、一息でさっと話す必要はある。
速さではなく「一息で言い切れるか」。ここが、このあと何度も出てくる軸になります。

じつは、練習でつっかえながら話している人は、本番ではその0.3倍くらいの遅さになります。だから練習のときから「さっと言う」を意識している人ほど、ぐんぐん伸びていきます。逆に、ゆっくり練習している人は、なかなか実感が出ません。

センスは「才能」じゃない

「英語はセンスだよね」とよく言われます。でもセンスは、生まれつきの才能ではありません。話せる人が“無意識にやっている意識”のこと。たとえば「一息で言い切れるまでこだわる」。これは誰でもマネできて、ちゃんと再現できます。

3「英語が出てこない」の正体

「出てこない」と感じるとき、じつは中身は3種類あります。どれなのかで、やることが変わります。

① そもそも単語が出てこない

これはしょうがないことです。知らない単語は言えなくて当たり前。10回でも覚え直せばOK、くらいの気持ちで大丈夫。

② 言い換えができていない

難しい言葉を、知っている簡単な言葉に置きかえる。これは少しコツがいる部分。あとで練習法の中で出てきます。

③ ゆっくり話してしまっている ← 本当の正体はここ

多くの人の「出てこない」の正体は、じつはこれです。こんな簡単な文すら、ゆっくりしか言えない自分にショックを受けてしまう。単語が出ない悲しさより、「簡単なのに言えない」のほうが、ずっと胸にきますよね。だからこそ、ここを直すと一気に変わります。

4「成長してる!」を感じる3つの条件

この3つがそろうと、自分の伸びをちゃんと感じられるようになります。

この3つがそろったら、あとは言えるフレーズを増やしていくだけ。どんどん成長を感じられます。

5「一息で言う」と、なぜ良いの?

速く言うこと自体が目的ではありません。一息で言えると、こんな良いことが起きます。

・だんだん長い文が言えるようになる
・一度に言えるが増える
・なにより「話せてる」という実感が出る

シャドウィングが効く理由も、じつは同じ

シャドウィング(音を追いかけて言う練習)が効くのは、音についていくために単語1個ずつでは間に合わなくなるから。すると自然に「文のかたまり(スタートからゴールまで)」で捉えるようになります。

たとえば There is something I want to tell you. を、単語1個ずつ考えていたら追いつきません。「言いたいことがあるんだ」というひとかたまりで捉えるから、スッと出るんです。

6今日からの練習法(4ステップ)

やることはシンプルです。1日1テーマ、2〜3文でOK。順番にいきましょう。

1

言いたいことを、選ぶ

家族のこと、今日あったこと、趣味、英語を勉強してる理由——なんでもOK。「これを英語で言えるようになりたい」を1つ決めます。

2

日本語で、軽く作る

難しく考えず、簡単な日本語を「だから」「でも」でつなぐイメージ。完璧な長文より、短い文をつなげるほうが、ずっと言いやすくなります。

3

知ってる単語だけで、英語にする

AI(ChatGPTなど)に英語にしてもらってOK。ただし、お願いするときに2つ足すのがコツです。
基礎単語だけを使ってください
接続詞でつないで、流れのある文にしてください
そして「もっと簡単にして」と、覚える負担が限りなくゼロになるまでやさしくしてもらいます。

4

声が枯れるまで、暗唱する

1個ずつ区切らず、ひとかたまりで・一息で言う。「I went to bed / pretty early …」のように、意味のかたまりを意識して、止まらずに言い切れるまで繰り返します。

7当日みんなで練習した例文

青いかたまりごとに、一息で。1単語ずつ切らないのがポイントです。

I went to bed pretty early last night, but I woke up late.
昨日けっこう早く寝たのに、寝坊しちゃったんだよね。
I was at a cafe, and she started talking to me in English, so I panicked.
カフェにいたら、彼女が英語で話しかけてきて、焦っちゃった。
I've been studying English for more than three years, but it's still difficult for me.
3年以上 英語を勉強してるけど、まだ難しいんだよね。
There are five people and one dog in my family.
うちの家族は5人と、犬が1匹です。
質問とセットにすると、もっと実感が出る

「Why are you studying English?」のような質問とペアで覚えておくと、いざ聞かれたときに「あ、言えた!」が起きます。この「言えた!」の積み重ねが、自信になります。

8やるときの、心がまえ

テクニックより、じつはここが続くかどうかを決めます。

楽しくないなら、やらない

「文を言えば話せるようになるんでしょ、じゃあやろう」と、下心(ノルマ感)だけで取り組むと、たいていうまくいきません。

そのうえで、大事な補足

「楽しくないなら、なぜ楽しくできないかを考える」のが、じつはいちばん大切。覚えるのは脳に負担がかかるので、正直きついです。でも「きついけど楽しい」——その状態なら、続けて大丈夫。
言えたら、素直に自分をほめてあげてください。「言いたいことが言えた」という喜びが、次のやる気になります。

コツ:日本語のほうを、うんとシンプルに

英語にする前の日本語を、小学1〜3年生の子に話すくらいやさしくすると、英語にしたときグッと言いやすくなります。「価値観」みたいな難しい言葉が入っていたら、その時点でちょっと難しい、というサインです。

9やってみると、ここでつまずきます

当日のチャットで届いた声です。どれも、本気で取り組んでいるからこそ出てくる、大事な悩みだと思っています。

覚えられません…
覚えられないのは、あなたのせいではありません。たいていは、その文がまだ難しすぎるというサインです。知っている単語だけで作り直して、「これならもう覚えるまでもないな」と感じるところまで、やさしくしてみてください。覚える負担が小さいほど、自然と頭に残ります。
そもそも「言いたいこと」が思いつきません
正直にお伝えすると、これは僕自身も「これだ」という答えをまだ持てていない、いちばん難しい問いです。今いちばんおすすめできるのは、これまで習ったチャンクやシャドウィングの文に、自分のことを少しだけ足してみること。そして、英語にする前の日本語をうんとシンプルにすると、言いたいことが見つかりやすくなります。ここは一緒に考えていきましょう。
目で見て考える速さと、話す速さが違います
その感覚に気づけているのは、とても良いことです。ここは、声に出した回数だけ縮まっていきます。僕自身も、言えるようにしたい文は何度も何度も声に出してきました。少しずつ、考える速さに口が追いついてきます。
完璧な長い文を作ろうとして、止まってしまいます
長い1文をきれいに作るより、短い文を接続詞でつなぐほうが、ずっと言いやすくなります。「海外に行ったけど、うまく話せなくて、悔しかった。だから勉強してる」——このくらい分けて大丈夫です。
言いたい文を、知ってる簡単な単語で作って、
一息で言えるまで暗唱する。
毎日1つ言えるようになれば、1週間で7つ。

このあとのこと

この練習が、もっと楽にできる教材を、いま準備しています(7月中のリリースを目指しています)。

そして、実際にやってみて「ここがうまくいかない」が出てきたら、ぜひ専属担当の先生に相談してください。先生はずっとつながっています。「やってみたけど、こうなんです」と伝えてもらえれば、一緒に調整できます。

まずは1文から。一緒に「話せるって、こういうことか!」を増やしていきましょう。